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「日本のロボコンに憧れて」イタリアから19歳で来日 〜Olloで挑む、製造業AIの最前線〜

ロボティクスエンジニアインターン

Vincent Bossaerts

東京科学大学 工学部 電気電子系3年生。電気回路・制御・MATLABシミュレーションを学ぶ。2026年5月よりOlloにインターンとして参画。ウェアラブルカメラの開発やロボットプロジェクトを担当。

「日本のロボコンに憧れて」イタリアから19歳で来日 〜Olloで挑む、製造業AIの最前線〜

Vincent Bossaerts
ロボティクスエンジニア インターン

東京科学大学 工学部 電気電子系3年生。電気回路・制御・MATLABシミュレーションを学ぶ。2026年5月よりOlloにインターンとして参画。ウェアラブルカメラの開発やロボットプロジェクトを担当。

14歳の原体験と、YouTubeで見た「日本のロボットへの熱量」

ーーまずは、Vincent さんがロボットに興味を持ったきっかけから教えてください。

小さい頃からレゴなどで遊ぶのが好きで、自分で課題を見つけて組み立てることに面白さを感じていました。明確にロボットに魅せられたのは14歳の時です。

高校生の時、学校の先輩とチームを組み、3Dプリンターでパーツを出力し、超音波センサーを載せて部屋の地図を作るロボットを自作したんです。障害物を避けてマップを描くシンプルなものでしたが、地域の大会に出場した時の達成感は忘れられません。「将来は絶対にこの分野で生きていく」と心に決めました。

ーーイタリアから日本の大学に進学されたのは、どのような経緯だったのでしょうか?

YouTubeで「ロボコン(ロボットコンテスト)」の動画を見たのが大きなきっかけです。アジア圏、特に日本の学生たちが真面目に、そして一生懸命にモノづくりへ情熱を注いでいる姿を見て、「僕もこの熱狂の中で学びたい」と強く思いました。

高校卒業後、19歳で来日して1年間日本語学校で勉強し、東京科学大学(工学部 電気電子系)に入学しました。現在は大学で電気回路や制御理論を学びながら、サークルでも仲間と人型ロボットの歩行学習に取り組むなど、ロボット漬けの毎日を送っています。

「物理的な現場で効果が出るAI」を求めてOlloへ

ーー大学2年生からOlloでインターンを始めていますね。参加の決め手は何でしたか?
大学の授業で学んだ理論を、一刻も早く「現実の世界」で試したかったんです。

世の中には数多くのAI企業がありますが、僕が惹かれたのは「製造業」という確かな現場を持つOlloの姿勢でした。画面の中だけで完結するAIではなく、自動車や精密機器のアセンブリラインなど、物理的な現場で動くセンサーや構造を分析し、ダイレクトに効果を実感できる。そこに強い魅力を感じました。

入社直後にチャレンジした課題と、最前線での試行錯誤

ーー現在はどのような業務を担当しているのですか?

最初はウェアラブルカメラの開発を担当しました。作業者の負担を減らしつつ自動で映像を保存・配信するプロトコル構築や、リアルタイム認識を可能にするマウント設計など、リサーチから提案、実装まで一貫して任せてもらいました。

そして現在は、届いたばかりの「大型アームロボット」を活用した新規プロジェクトを任されています。

ーーロボットプロジェクトは、具体的にはどんな挑戦をしているのでしょう。

カメラ画像から人間の動きを分析し、そのデータをロボットにインプットして作業を自動化するトライアルです。まだ世の中に出ていない最先端のプロジェクトで、まさに手探りの状態です。

必要な知識は、制御理論や配線設計、3Dプリンターでのパーツ作成、そして万が一の事故を防ぐ安全性の考慮まで多岐にわたります。毎日が壁の連続ですが……正直、「めちゃくちゃ楽しい」ですね。

Olloの環境で特筆すべきなのは、「指示を待つ」のではなく「課題に対して自分でアプローチを考える」スタイルだということです。エンジニアの皆さんは手取り足取り教えるというより、「パートナー」として対等に議論してくれます。「こんなカメラや手法を使いたい」と提案すれば、しっかりと理屈が通っていればすぐに挑戦させてくれる。このスピード感と信頼関係が、僕の問題解決スキルを飛躍的に高めてくれています。

国籍や立場を超え、多様なプロと高め合える場所

ーー会社の雰囲気や、働く環境はいかがですか?


初出社の日、メンバーみんなでご飯を食べて温かく歓迎してくれたのを覚えています。みんな本当に優しく親切で、同時に技術に対して強い情熱を持っています。

社内には国際的なメンバーも多く、時には英語で意見を交わす場面もあります。大学の優秀な友人たちと刺激し合える環境も含めて、すごく心地よく集中できる空間ですね。

ーーVincent さんにとって、Olloとは一言で言うとどんな場所ですか?

「自分の能力をフルに生かして、問題解決とチャレンジができる場所」です。

大学院に進学したあとも、卒業までここでインターンを続けたいと思っています。将来は日本だけでなく、アメリカやスイスのラボも含めて視野を広げていますが、Olloで培った「最前線で泥臭く課題を解決する力」は、どこへ行っても僕の強みになると確信しています。