取締役会長に前弥生株式会社 代表取締役社長の岡本浩一郎が就任

経営体制の強化を目的として、弥生株式会社の前代表取締役 社長執行役員、岡本 浩一郎が本日、取締役会長に就任しました。

取締役会長の岡本 浩一郎は、代表取締役CEOの川合 健斗とタッグを組み、株式会社Olloの飛躍的な成長に努めてまいります。

岡本 浩一郎 (おかもと こういちろう) 略歴 

1969年 3月生まれ(54歳)
1991年 3月   東京大学工学部 卒業
1991年 4月   株式会社野村総合研究所 入社
1997年 6月   カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)経営大学院 修了
1998年 10月 ボストン コンサルティング グループ 入社
2000年 6月   株式会社リアルソリューションズ 設立・代表取締役社長 就任
2008年 4月   弥生株式会社 代表取締役社長 就任
2018年 6月   一般社団法人コンピュータソフトウェア協会 理事 就任
2022年 6月   一般社団法人ソフトウェア協会 副会長 就任
2023年 3月   弥生株式会社 代表取締役 社長執行役員 退任
2024年1月    株式会社Ollo 取締役会長 就任

岡本 浩一郎からのメッセージ

私はソフトウェア・エンジニアとしてキャリアをスタートさせて以降、これまで約30年間、一貫してソフトウェアに関わる仕事に携わってきました。2008年から15年にわたり、日本を代表する会計ソフトウェアプロバイダーである弥生株式会社の社長として、企業価値の大幅な向上を実現しました。また、過去5年以上にわたって、ソフトウェア協会の理事(現 副会長)として、ソフトウェア業界の発展に力を尽くしてきました。

この間、ソフトウェアは社会を大きく変える原動力となり、2011年には著名なソフトウェア・エンジニアであり投資家でもあるMarc Andreesen氏が“Software is eating the world.(ソフトウェアが世界を飲み込む)”と宣言しました。

しかし、時代は今、“AI is eating the world.(AIが世界を飲み込む)”にシフトしつつあります。近年のChatGPTをはじめとするAIの飛躍的な進歩は、人間の社会を格段に変化させる可能性があります。この変革期に、私の経営の経験とソフトウェアの知見を、日本のAI技術であり、ひいては日本社会の発展に活かせないかと考え、今回のお話しをお引き受けすることにしました。

株式会社OlloはAIの力で製造業の現場を圧倒的に効率化します。私は、創業者である代表取締役CEOの川合 健斗とともに、AIの力によって、日本の、そして、世界中の製造業を大きく進化させることに貢献したいと考えています。

 

川合 健斗からのメッセージ 

「Ollo Factoryで世界中の工場を大きく進化させる」という目標実現に向け、経営陣を強化するために、岡本浩一郎氏を取締役会長として迎えることとなりました。

Ollo Factoryはこの数年で、海外工場を中心に導入が進み、目に見える効果から高い評価を受けています。さらなる世界的な普及に向けて、アクセルを踏むべき時と考えています。

岡本氏は、弥生株式会社にて15年もの間、陣頭指揮を執り、非常に競争の激しい会計ソフトのマーケットにおいて、No. 1のシェアを常に維持してきました。その経験を、製造業×AIという新しい領域でも存分に発揮していただくことで、Ollo Factoryの飛躍的成長を実現していきたいと考えています。